現在、臨時休業中(2026年4月20日確認)
早く店主さんが元気に戻ってくることを願います…。

先日、東京から遊びに来ていた姪っ子が「良さそうなカフェがある」と見つけてくれたのがきっかけで、垂水の「スイス喫茶 星陵台店」へ行ってきました。

妻も昔からお店があることは知っていたようですが、実際に足を運ぶのは今回が初めてです。

お店があるのは、垂水らしい非常に急な坂道を登りきった先。

歩いて向かうと、到着する頃には息切れするほどですが、その先に待っているレトロな外観を目にすると疲れも吹き飛びます。

50年の時を刻む、五感で楽しむレトロ空間

一歩店内に足を踏み入れると、そこには創業50年以上の歴史が育んできた、素晴らしい雰囲気が広がっていました。

特に印象的だったのが、壁にかけられた大きな時計です。

30分ごとに一度、そして正時になるとその回数分だけ「ボーン、ボーン」と低く温かい鐘の音が店内に響き渡ります。

今は亡き祖父の家にも同じような時計があり、懐かしい気持ちになりました。

使い込まれた柔らかなソファーの座り心地も抜群で、昭和の古き良き時代へタイムスリップしたような感覚に包まれます。

このお店の魅力は、その絶妙な居心地の良さにもあります。

静かすぎて緊張することもなく、かといってうるさすぎることもない、程よい「ざわめき」が流れています。

この空気感のおかげで、本を読んだり、考えを整理したりと、リラックスしながらも程よく集中できる贅沢な時間を過ごせます。

シンプルの中にこだわりのあるモーニング

お店の雰囲気もさることながら、モーニングも美味しかったです。

トーストとゆで卵だけでなく、サラダもついてくる。

しかも、フルーツにみかんが添えたれていたり、ひと工夫を感じました。

ハムサンドもバターがたっぷり塗ってあり、クセになるおいしさです。

妻と姪っ子と3人で初スイス

さらに、別の日にいただいた「ぜんざい」も、喫茶店とは思えない予想を超えたおいしさでした。

抹茶のような風味を楽しめるお茶と、口直しにぴったりの塩昆布が添えられており、ボリュームもしっかりしています。

甘みと塩味のバランスが絶妙で、坂道を登って疲れた体に優しく染み渡る美味しさでした。

他にもワッフルやパフェ、ケーキなどスイーツ類も豊富です。

次はどれを食べようか…と、妻と楽しみながら話しています。

そっと元気をもらえる、あの「ありがとう」

そして、このお店を語る上で欠かせないのが、店主の存在です。

お店を後にする時、店主はいつも明るい声で「ありがとう!」と見送ってくださるのが、本当に心地よいのです。

その声を背中で受けながら坂を下りると、少しだけ体が軽くなった気分で、僕ら夫婦にとってはエネルギーをもらえる瞬間です。

その温かみは、伝票の裏側にも現れていました。

「本日のご来店まことに有難うございます。」という一言が添えられています。

ただし、一点だけ注意が必要なのが、お手洗いが「和式」であるという点です。

和式に慣れていない方や足腰が不安な方は、その点だけ留意して訪問されることをおすすめします。


店舗情報:スイス喫茶 星陵台店

予算の目安
500円〜1,500円前後

基本情報

  • 住所: 〒655-0038 兵庫県神戸市垂水区星陵台1丁目1-1
  • 電話: 078-783-6880
  • 営業時間: 8:00 〜 18:00 (モーニングは8:00~11:00)
  • 定休日: なし
  • お支払い: 現金のみ(カード・電子マネー不可)
  • アクセス: JR・山陽「垂水駅」から山陽バス(2系統・3系統など)に乗車、「星陵台1丁目」バス停下車すぐ。運賃は片道230円。
  • 駐車場: なし(近隣のコインパーキングをご利用ください)

まとめ

垂水の坂の上で見つけた「スイス喫茶」は、一度訪れると誰かに教えたくなるような、それでいて自分だけの秘密にしておきたくなるような魅力がありました。

美味しいコーヒーとぜんざい、そして店主の明るい声。

あの大変な坂道を登ってでもまた来たいと思わせてくれる、垂水のなくしてはいけないお店です。

さて、次は、何を食べようか…。