高知から、妻の長年の友人とそのご家族が垂水に遊びに来ることになりました。

おもてなしの場所を考える際、真っ先に浮かぶアウトレットは、駐車場の混雑がどうしても気になります。

「どこか落ち着いて、ゆっくりと過ごせる良い場所はないか……。」

そう探していた時、妻が見つけたのが「カントコトロ」でした。

ホームページの雰囲気や口コミの評判も非常に良く、ここなら喜んでもらえると確信して予約を入れました。

当日、舞子駅や舞子ビラが視界に入ってくるエリアにあるビルの入り口で、小さな看板を見つけます。

エレベーターで6階へと上がり進んでいくと…

そこには、1階の看板からは想像もできないような、優しくてふわっとした雲のような入り口がありました。

舞子の海と空が交差する、圧倒的な開放感

店内に一歩足を踏み入れると、まずその広々とした開放感に目を奪われます。

コンセプトに「空と音楽と珈琲が楽しめるお店」とある通り、どの席に座っても外の景色が見えるよう設計されており、目の前には雄大な明石海峡大橋が構えています。

あいにくこの日は曇り空でしたが、それでも視界を遮るものがない絶景は、遠方から来てくれた

友人一家をご案内するのに十分な価値がありました。

「垂水」というよりも、より海と橋が近くに感じられる「舞子」ならではの風景です。

店内にはWi-Fiが完備され、スマートフォンでの注文システムを採用するなど、スマートで清潔感のある運営がなされているのも好印象でした。

会話が生まれる「巨大な綿菓子」と、季節の味覚を味わう食事

このお店のアイコンとも言えるのが、店名を冠したドリンクメニュー「カントコトロ」です。

友人の娘さんが注文したのですが、運ばれてきた瞬間のインパクトは凄まじく、正面から見るとお顔が完全に隠れてしまうほどのサイズでした。

「どうやって食べよう?」と試行錯誤する姿を見て、隣の席の方から「それ、どうやって食べるんですか?」と自然に声がかかる場面もありました。

食事のクオリティも非常に高く、特に淡路島の特製麺を使用したパスタは、驚くほどもちもちとした弾力で絶品でした。

季節のメニューである「牡蠣のドリア」も、たっぷりのチーズとぷりぷりの牡蠣が贅沢に乗っており、冬の味覚を堪能できる素晴らしい味わいです。

ちなみに、友人家族はお父さんとお母さんも来ていたのですが、お父さんは大のカレー好き。

ここでのカレーがめちゃくちゃ美味しかったと言って、帰り際にオーナーにもその旨を伝えていました。

音楽が響き、掌の望遠鏡で空を眺めるホスピタリティ

店主(マスター)たちの細やかな配慮も、この場所を特別なものにしています。

綿菓子を楽しんでいる娘さんに、さっと新しいおしぼりを持ってきてくれるような、アットホームな優しさが随所に感じられました。

店内にはグランドピアノが置かれ、スピーカーから心地よいジャズが流れており、ライブイベントも定期的に開催されているそうです。

食後にはマスターの計らいで、掌(てのひら)サイズのデジタル望遠鏡をお借りすることができました。

それを持ってテラス席へ出ると、家族みんなで遠くの景色を眺める特別な時間が流れます。

ふと空を見上げると、私だけの視界に一羽の鷹(タカ)が悠々と舞っているのが見えました。

そんな小さな発見も含め、友人一家との再会を祝うランチタイムは、とても豊かなものになりました。


店舗情報:カントコトロ

予算の目安 1,500円 〜 2,500円前後

基本情報

  • 住所: 〒655-0042 兵庫県神戸市垂水区東舞子町18-22 オーブデメール601
  • 電話: 078-955-3021
  • 営業時間: 11:00 〜 22:00(最終入店 21:00) ※お席は2時間制。 ※ライブや貸切により変動があるため、事前に営業カレンダーの確認を推奨。
  • 定休日: 月曜日(祝日の場合は翌平日)
  • 駐車場
  • 設備: Wi-Fiあり、テラス席あり、グランドピアノ完備。
  • アクセス: JR「舞子駅」、山陽「舞子公園駅」から徒歩約5分。 山陽「西舞子駅」から徒歩約5分。
  • 店舗ホームページ:https://kantokotoro.com/
  • 駐車場:専用駐車場あり(計4台分)。
    マンション1階に2台(自動販売機の横)、道路を挟んだ向かい側に2台 。
    ※満車の場合は、近隣の「舞子ビラ駐車場(タイムズ)」の利用が推奨されています。

まとめ

舞子の空を歩いているような、そんな錯覚を覚える「カントコトロ」。

清潔感のある白い空間、音楽へのこだわり、そしてデジタル望遠鏡で空を眺めるような遊び心。

ここは、知っていること自体が少し自慢になるような、舞子の「天空の隠れ家」でした。

次は、晴れ渡った空と青い海を眺めに、また訪れたいと思います。

そして、友人のお父さんが食べたカレーを食べてみよう…。