今日は妻の誘いで、急遽、山陽電車「滝の茶屋駅」の近くにあるカフェを目指すことにしました。
垂水駅周辺はJRと山陽電車の両方が利用できるので、目的地に合わせて路線を選べるのが本当に便利です。
「今日は山陽で行こうか」と、いつもと違う車窓を選べるのも、この街に住む楽しみの一つかもしれません。
潮風と海、そして歴史を感じる街並み
滝の茶屋駅に降り立つと、そこにはJRの線路越しに広がる美しい海の景色がありました。
少し高台にある駅舎からは心地よい潮風の香りが漂い、その開放感に思わず深呼吸したくなるほどです。



駅から一歩出ると、そこは昔ながらの細い道が入り組む住宅街。
平日ということもあってか、街は人通りもあまりなく静かな感じです。
そんな風景が、滝の茶屋の街歩きに豊かな情緒を添えてくれます。

臨時休業が連れてきた「想定外」の出会い
お目当てのカフェは駅から歩いて1分ほどの場所にありましたが、あいにくの店休日でした。
Googleマップの情報では営業中となっていても、実際は開いていない…。

そんな「あて外れ」も、捉え方ひとつで新しい発見へのスパイスに変わります。
近くには薬膳料理屋さんもありましたが、「今日はちょっと、別の気分だな」と二人で話し、さらに周辺をぶらぶらと歩いてみることにしました。
ただ、お店では味噌作りをやっているようで、今度、体験してみたいと頭の片隅にピン留め。

雑貨とカフェが織りなす、拾いものの時間
そうして見つけたのが、雑貨屋さんとカフェが併設された、少しユニークで面白い場所でした。
店内には、思わず手に取りたくなるような雑貨が並び、その奥にちょっとした食事のスペースが用意されています。
手作りの安心感があるパンお店で焼かれたというパンは、生地そのものがとてもおいしく、添えられたマスタードとピクルスが良いアクセントになっていました。
自家製レモネード甘みと酸味、そしてレモン特有のほのかな苦味が炭酸で絶妙に割られていて、喉を潤す最高の刺激でした。

「月」の暦を見つめ、立ち止まる
店内に置かれていた、イベントや食材の買い物カレンダー。
そこには「月の満ち欠け(暦)」が記されたものもありました。
私たち夫婦は二人とも自営業として働いています。
自分たちで舵を取る毎日は、どうしても1日1日があっという間に過ぎ去り、じっくりと立ち止まる機会が少なくなってしまいがちです。
「こうやって暦を見ながら、一歩立ち止まって時間を感じるのっていいよね」
そう思い、カレンダーや気になる雑貨を色々と購入して、お店を後にしました。

予定外だからこそ、辿り着けた場所
滝の茶屋の街並みは、どこか懐かしく、そして「寄り道」の楽しさを教えてくれます。
お目当てのカフェが閉まっていたからこそ、この素敵な空間に巡り会えた。
まさに、歩いてみたからこそ得られた「贈りもの」のような時間になりました。
まだまだ散策し足りない気持ちでいっぱいです。
また潮風を感じたくなったら、この街を訪れて、新しい発見を探してみたいと思います。




